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夏と怪談2

 投稿者:たけどん  投稿日:2010年 8月23日(月)22時15分29秒
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  やっぱ、暑い。
前回のを読み直したら、「なーに言ってんだ?」と思った。
暑かったからな。

エロスだのタナトスだの・・・要は、
人間は、生への本能とともに死への本能(つまり自己破壊にいたる本能)を
併せ持っているんじゃねーの、というわけだ。
もちろん、その両方が意識の表面で同じようにでっぱってる、という意味ではない。
人間に生への本能しかなかったとするならば、
大昔から、のるかそるかの本当の危機を乗り越えて、人間は
「種」として生き残れただろうか・・・?などとも考えたりするわけだ。
一個の個体を保存することが、最も重要な本能だと、
人間の脳に埋め込まれていたとするならば、だ。
未知を求め、冒険を求め続けてきた、人間の行動は説明できまい。

現代人には、理解できないかもしれんが。(安心しすぎていて)
当然、人間の本能は発達した知能や環境によって、容易に
本来の目的からずれたり、弱まったり、狂ったりもする。・・・的な話だったわけだ。
それが、怪談が好きだったり、苦手だったりする説明とは
笑わせる、が。 ( ゚д゚)ポカーン

 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ←したいわけ だ


それはさておき、
最近ネットラジオでは、「実体験怪談」系の放送が増えたことは述べたが、
そんな中で、耳に触れることが多いのは、
「友人の○○さんが<見える人>なんですよ」だの「ワタシちょっと
霊感があるんだけど」のようなセリフ。なのですよ。

「あなた後ろに女の霊がついてるよ・・」だの、結構だし。
その霊感のある方々が、見えるのが本当なのかウソなのかも知らんし。
まーたぶん、見えていらっしゃるんでしょうし、それについては
特に、何の文句や苦言もありませんがね・・・ええ。

話を聞いてると、「こうこうした方がいいよ」などと、
アドバイスできたり、未来が見えたりと、妙に力を持った人もいるようなのですが、
おおむね、彼ら彼女らは、「見えるだけ~」で、
悪霊を祓うとか、霊障の原因を見つけて取り除くとか、・・・していない。
心霊スポットや、心霊物件の前で、「アタシ入れない~」ってのが多い。
おまえらは、カナリアか?(トンネルなどで毒ガス探知に使われてた)

まあ「怪談」にマジになるほど、ヤボなこともないですが、
すきがあれば、「彼は霊感があって」だの「アタシちょっと霊感があるんで」だの
それって、
生まれつき「手が長い」とか「背が高い」とかと、どこが違うのか?
背が高いことを活かして、バスケット選手になったとか、
足が速いから陸上に打ち込んだ、とかとは違う。
なんとなく、気がついたら「見える」ってだけじゃん?

よく知らないけど、「霊能力」ってのが、修行して徳を積んで、
霊を祓えたりする力だとしたら、霊感って「素質がある」ってだけで、
何もその力を磨いたりしていないってことじゃないのかね?
もちろん、力の個人差ってのもあるんだろうけど。
(そんな力が実在するとして、だけど)

端で聞いてると、「エラソー」「特権階級」「超能力者」みたいな
上から目線、の匂いがプンプンするところが、腹立たしいやら可愛らしいやら。
まあ「霊能力者、霊媒」というと、いきなり
「商売~」って匂いがするんで、インチキの数も較べようもないくらい多そうだし。
それよりは「霊感がある」って位置のほうが、
「あたしアマチュアなんでー」って、ポジションで、責任はないけど
ちょっと一般人とは違うし、カッコいいかな、ってところなのかな?

ま、霊感があるのは、結構なんですけど、それが
怪談を聞く上で問題だと思うことがあるんですな。
それは、まあ一くさり、お話しが済んだあとで、お話しの解説があるんですが、
「霊感」がある人が絡むと(語り手でも、登場人物でも)、
おはなしに、<的確な解釈>が、与えられてしまう、ってことですよ。

怪異を実体験した、という人が何人か集まって、番組をしていたりすると
特にそう感じる。
「あれは、きっとこういう霊障で」「神社や仏閣で・・・」とか。
「水脈っていうものは」とか。
彼等は本気で言ってるんだろうし、それで解決もついたのだろう。
番組内でも、その解釈で何となく解決がついた(?)ような空気になる。
確かに、怪異には解釈がほしいし、的確な解釈、腑に落ちる説明ってのも
聞いてる方は安心するって部分もある。

だけど・・・なんか違うんだな。
別に霊障絡みの「人生相談番組」を聞いているわけじゃないからだ。
そりゃ、神社や仏閣に対して、知らないで失礼なことをしないに
越したことはないとは思うけど。
(例えば、神社の参道の中央は神様の通り道なので、参道の真ん中は歩かない、とか)
どーでもいいと思っている人は、気にしないんだろうけどね。

「お話しによる現象の提示」と「解釈」は、不可分だと思うし、
解釈が、より、お話しの面白さを増す、ということも多い。
でも、「霊感のある彼女がこういってた通りになった」だの、
「○○の場合は、××という事が起こりやすい」だのは、余計な気がする。
難しいところだとは、思うけど、
型にはまってしまった解釈は、人のイマジネーションを殺す。

「その霊感の人って、一度も事故やアクシデントに遭ったことないの?」
って、聞いてみたくなる。もしナイなら、それは人間と言えるか?
と、クサしてもみたくなるってもんだい。

(も一回、つづく)
 
 
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